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軍縮・不拡散


国連小型武器トレーシングOEWG第1回実質会合
概要と評価


平成16年7月15日


  1. 6月14日から25日にかけて、ニューヨーク国連本部において国連小型武器トレーシングOEWG(Open-Ended Working Group)第1回実質会合が開催された。この会合は、2001年7月の国連小型武器会議において「行動計画」が採択され、小型武器規制におけるトレーシング問題への取り組みの重要性が強調されたことを受け、2003年12月、第58回国連総会でトレーシングに係る国際文書を協議するOEWGを招集し、本年から来年にかけて3回実質会合を開催することが決議された結果、開催された第一回目の会合である。我が国からは外務省(小川軍縮代公使他)及び防衛庁から担当者が出席した。

  2. 今次会合では各国から幅広い参加があり、以下の論点につき活発な議論が行われ、この問題に対する関心の高さが伺えた。他方、今次会合は一回目の会合ということもあり、各国からの参加者は、専ら緒論点に関する自国の基本的立場を表明した。

    (1)国際文書の性格(法的文書とすべきか否か)
    (2)対象となる小型武器の範囲等(弾薬・爆発物の扱いを含む)
    (3)マーキング(輸入時のマーキング、マーキングの内容・場所等)
    (4)記録保持(機関、管理主体、方法等)
    (5)トレーシングにおける国際協力(要求主体、国際機関の関与等)

  3. 2週間の会合を受けて、最終日にはタルマン議長(スイス)より、今後の議論を制約するものではないとの前提で、サマリーが口頭で読み上げられた。

  4. 今後は、来年1月の第2回実質会合において国際文書のドラフトについての議論が行われる予定である。我が国は従来より小型武器問題に積極的に取り組んで来ており、本件OEWG実質会合が効果的かつ実施可能な国際文書を作成することができるよう、引き続き努力してゆく考えである。


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