1. |
貿易と投資の促進の究極的目標が、TICADプロセスにより主唱され、ミレニアム開発目標(MDGs)を含む確立した目標を議論している他の国際会議においても益々認知度の高まっているアフリカにおける「経済成長を通じた貧困削減」を達成することにあることを確認する。
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2. |
自立的かつ持続可能な開発、及び均衡のとれた成長に繋がるような貿易投資の促進を図るため、並びにアジア諸国の支援と協力を得るためにも、アフリカのオーナーシップとリーダーシップが肝要であることを再確認する。
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3. |
貿易と投資の基盤は民間企業の営利活動であるという基本的原則を尊重しつつ、アフリカ諸国の開発戦略が民間リソースの積極的活用を包含すべきであることを強調する。
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4. |
アジア・アフリカ間のビジネスの拡大が相互利益に基づく二地域間の協力関係を補強するものであることに対する認識を高め、アジア・アフリカ間の官民双方の幅広いパートナーシップを強化する。
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5. |
アジア・アフリカ間の貿易と投資の促進が、国際的に合意されたルールに則り、公平でかつ透明性のある形で行われること、また、アジア・アフリカ間のパートナーシップの向上が、地球環境の保全、人権や知的財産権の保護といった普遍的な価値と調和した形で行われることを通じて世界全体の利益となることを確保する。
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