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アフリカ・アジア・ビジネス・フォーラム(AABF)概要


平成15年2月


1.目的

 1998年に開催された第2回アフリカ開発会議(TICAD II )において、アジア・アフリカ間の直接投資と貿易の促進を図ることを目的に、日本の対アフリカ支援策の一つとして表明。国連開発計画(UNDP)への日本拠出金「人造り基金」により、UNDPが主催。


2.AABF I

(1) 1999年10月、第1回アフリカ・アジア・ビジネス・フォーラム(AABF I )がマレーシアのクアラルンプールにおいて開催され、アフリカ23ヶ国より110社、アジア6ヶ国より120社が参加した。

(2) 参加企業の選定にあたっては、UNDPが世銀グループの一つであるMIGA(多数国間投資保証機関)と連携して、独自のネットワークを使って予め関心を示した企業をリストアップし、その中からビジネス取引の可能性が高いと判断された分野を中心に個別面接を実施するなどして、参加企業を厳選した。

(3) フォーラムでは、予めMIGAが組み合わせをセットしておいたアジアとアフリカの企業による1対1の商談(いわゆる「お見合い」)が行われ、相互にビジネスの可能性を探求した。

(4) 閉会式の時点で、インドとマラウィの企業によるショック・アブゾーバー組立のためのジョイント・ベンチャー設立をはじめ、投資のメモランダム調印等取引の合意に達した数は27件(アフリカ域内の取引合意件数を含む)に上った。


3.AABF II

(1) 2001年7月、第2回アフリカ・アジア・ビジネス・フォーラム(AABF II )が南アフリカのダーバンにて開催され、アフリカ17カ国より108社、アジア6カ国より60社が参加した。

(2) アジア企業に対しては、アフリカ諸国の投資環境等に関する情報提供を行い、また、アフリカ企業に対する、商談における交渉力向上のためのキャパシティ・ビルディングの実施を目的として、アジア、アフリカ各地においてワークショップが開催された。
 ワークショップを通じて、AABF I の経験を踏まえ、アフリカ、アジアの対象国において、ビジネス・ニーズの高い業種・分野を限定した上で、各企業とビジネス案件を徹底的に精査、厳選することにより各企業の個別ニーズを踏まえて案件成立可能性の高い企業を峻別するとともに、参加企業に対して投資に関する研修を実施した。

(3) 第2回フォーラムでは、メモランダム調印等取引の合意件数は104件(内アフリカ域内取引は22件)、取引額は約8,000万ドルに上った。

取引の具体例
 ケニアと韓国企業による住宅団地建設のためのジョイント・ベンチャーやタンザニアとマレイシアの企業による製薬、薬品市場開拓のためのジョイント・ベンチャーが設立された。


4.AABF III

 第3回アフリカ・アジア・ビジネス・フォーラム(AABF III )を2003年中に開催する方向で検討中。


UNDPのAABFページへ(英語)→http://www.aabf.org/index.htm


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