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第4回日・スペイン・シンポジウムの概要 平成12年12月12日
1. 日時:11月14日(火)及び15日(水)
2. 場所:岐阜県岐阜市
3. 日程
11月 13日 (月)梶原岐阜県知事主催顔合わせ夕食会(於:ルネサンスホテル) 14日 (火)(公開シンポジウム。於:ルネサンスホテル)
開会式
閉会式
第1セッション 「IT革命(情報通信技術による産業・社会構造の変革)」 レーニャ駐日スペイン大使主催昼食会 第2セッション 「少子高齢化社会とそれに付随する問題」 第3セッション 「日本・スペイン経済関係強化のための方策」 第4セッション 「日・スペインの相互理解とグローバルな協力」
梶原岐阜県知事主催歓迎レセプション15日 (水)(非公開セッション。於:岐阜県民ふれあい会館)
昼食会
サラマンカ・ホール、ソフトピア・ジャパン(先端技術研究開発施設)、岐阜県主催スペイン展等見学
荒船駐スペイン大使主催夕食会16日 (木)エクスカーション
4. 趣旨
標題は「21世紀の日・スペイン関係~日本社会の変化、スペイン社会の変化」。日・スペイン二国間関係の一層の強化に資するべく、日本とスペイン両国の政治家、学者、財界人、文化人、芸術家等、各界で活躍する顔ぶれが一堂に会して意見交換することを通じ、両国の相互理解の促進及び協力関係の強化を図る。
5. 参加者
(1) 日本側(あいうえお順。◎印:座長)
浅川澄一 (日本経済新聞社編集委員) 浅野勝人 (外務政務次官)※1日目開会式のみ 荒船清彦 (駐スペイン大使) 梶原 拓 (岐阜県知事)※1日目開会式及び第一議題のみ 烏田紀一 ((株)富士通 第一営業統括部長)※1日目昼食会まで 葛谷昌之 (岐阜薬科大学学長) 清水憲男 (上智大学教授) 高垣 佑 (東京三菱銀行相談役、日西経済委員会委員長)※1日目のみ 辻 宏 (パイプ・オルガン建造家) ◎ 中山太郎 (衆議院議員、元外相) 樋口廣太郎 (アサヒビール名誉会長、(財)日本スペイン協会会長)※1日目開会式のみ 細野昭雄 (神戸大学教授兼筑波大学教授) (2) スペイン側(スペイン語表記のアルファベット順。◎印:座長)
カミロ・バルシア(元駐日スペイン大使、外務省外交政策分析対策室長) ホセ・マリア・カルバージョ(サンタンデール・セントラル・イスパノ銀行(BSCH)取締役) ラファエル・コンデ(スペイン外務省アジア太平洋局長) ラファエル・ドミンゴ(ナバーラ大学教授) ハビエル・エスパルサ(ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)アジア太平洋地域部長) ◎ アントニオ・ガリーゲス(弁護士、Garriguez & Andersen社社長) カルロス・ゴメス(スペイン貿易庁情報局長) ホァン・レーニャ(駐日スペイン大使) アントニオ・ロペス(サラマンカ大学日・スペイン・センター長) フランシスコ・マルコス(セルバンテス協会学術局長) ヘスス・ジャネス(ジャネス宝石取締役)
6. 結果概要
1日目の公開シンポジウムにおいては、以下の議題それぞれについて、冒頭日・スペイン双方から基調発言(各10分間)を行い、それに引き続いて全参加者で自由討論(45分間)を行った。
2日目の非公開セッションでは、1日目に出された提案をまとめた文書に対するコメント、その取り扱い、及び次回シンポジウムの開催地、形式、テーマについて意見交換がなされた。またスペイン側からはスペイン側の財団設立構想の説明が行われた。
(1) IT革命(情報通信技術による産業・社会構造の変革)[スペイン側司会]
基調発言:梶原岐阜県知事、マルコス・セルバンテス協会学術局長(2) 少子高齢化社会とそれに付随する問題 [日本側司会]
基調発言:中山衆議院議員、バルシア元駐日スペイン大使(3) 日本・スペイン経済関係強化のための方策 [スペイン側司会]
基調発言:高垣東京三菱銀行相談役、カルバージョBSCH取締役(4) 日・スペインの相互理解とグローバルな協力 [日本側司会]
基調発言:荒船駐スペイン大使、レーニャ駐日スペイン大使
2日間にわたる議論において出された具体的な提案は以下のとおり。
(相互理解)
1. 岐阜県のスペイン駐在事務所開設の可能性を含め、岐阜県とスペインの交流を促進する。 2. 日・スペイン・シンポジウムの成果をウェブ・サイト等で公表する。
(セルバンテス協会は、インターネット上のバーチャル・セルバンテス・センターへ の日・スペイン・シンポジウムの項目の開設を前向きに検討する。)3. 文化、学術、芸術、科学技術面での交流を強化する(大型文化行事の両国での開催等)。 4. スペインに日本との友好親善団体を設立する(スペイン・日本財団)。 5. 両国駐在の特派員の相互派遣を勧奨することが重要。 6. 日・スペイン間の政治対話や議員交流の強化。 7. セルバンテス協会は、近い将来東京に事務所を開設し、スペインの現在の姿を宣伝する。 8. 母親と子供の相互ホームステイ交流を行う。 9. スペインにおける東アジア研究の学位認可。 10. 日・スペインの交流を深めるために、スペイン語を学ぶ人及び使う人(日本在住の日系人を含む)のネットワーク化を進める。 (グローバル協力) 11. グローバルな視点からの日・スペイン間の協力を推進する。
(1)中南米での様々な分野における協力。
(2)貧困撲滅のための開発途上国への支援などODAにおける協力。
(3)両国企業による第3国対外投資における協力。12. 非政府の市民レベルの協力関係構築。 (経済関係強化) 13. (特に日本からスペインへの)観光客増加及び相互関係強化のため、直行便の 就航を考える。 14. スペイン製品のうち、スペイン企業が市場シェアを獲得できそうな商品分野に 重点をおいた製品プロモーションを行う。 (その他) 15. 少子化・高齢化社会のもたらす諸問題の解決に向けて協力する。 16. 第5回日スペイン・シンポジウムをサラマンカで開催する。
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