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北西太平洋における水産物の密漁及び日本国の港への密輸出に係る 対策の強化に関する共同新聞発表

2003年12月16日
於:東京

 2003年12月16日に小泉純一郎日本国総理大臣とM.M.カシヤノフ・ロシア連邦首相との間で行われた、2003年1月10日にモスクワにおいて採択された「日露行動計画」の諸規定の実施状況についての意見交換の結果に基づき、日露双方は、ロシア船舶による水産物の密漁及び日本国の港への密輸出対策における二国間協力の更なる推進の必要性につき一致し、この関連で次のとおり発表する。
  1. 双方は、二国間関係全般における漁業の分野の伝統的及び互恵的な協力関係の重要性を確認し、その関係の更なる発展の必要性につき一致した。

  2. 双方は、海洋生物資源の略奪的密漁及び日本国を始めとするアジア太平洋地域の港への密輸出が、北西太平洋の水域の環境と水産物の資源量に著しい損失をもたらしており、それによって漁業の分野における日露協力の資源的基盤が損ねられていることを指摘した。

  3. 双方は、水産物の密漁及び密輸出対策に関し既に創設されている両政府間の専門家協議のメカニズムの作業結果を念頭に置き、水産物の密漁及び密輸出対策に関し、それぞれの国内法令に基づき、双方間で調整された追加的な協力措置を策定し、これを早期に実施することに着手することにつき意見の一致をみた。

  4. 双方は、北西太平洋における水産物の密漁及び日本国の港への密輸出に係る対策の諸問題について、小泉純一郎日本国総理大臣とM.M.カシヤノフ・ロシア連邦首相との会談において達成された相互理解が、日露関係における肯定的な雰囲気の強化と両国間の創造的パートナーシップに向けての日露関係の前進的発展を図るための可能性の拡大に資するものと考える。


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