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日本にとって太平洋諸島諸国って?
―日本と太平洋諸島諸国の関係、日本の協力


1.日本との関係

日本と太平洋諸島諸国には一般に知られている以上の深い関係があり、これら諸国との首脳レベルの対話を深める友好関係を更に強めることは大きな意義があります。

  太平洋を挟んだ隣人であり、親日的な国々。国連を始めとした国際機関・会議などでは日本の立場に良く理解を示し、支持してくれるパートナー。

  戦前に日本が国際連盟の委任統治を行った国や太平洋戦争での激戦地となった国もあり、歴史的に見ても関係が深い。委任統治を行った国には今も多くの日系人がいる他、かつての激戦地には現在でも遺骨収集団・慰霊団が訪問している。

  食糧や資源、燃料の供給地。
 水産資源:国土面積に比して非常に大きな排他的経済水域を持ち、マグロ、カツオを始めとした水産資源の一大産地。日本漁船も多く進出。キリバスには日本鰹・鮪漁業協同組合連合会の援助により運営されている漁業訓練学校があり、卒業生は日本の漁船で働いている。
 林産物:パプアニューギニア、ソロモン、ニュージーランドの三国からは日本の丸太総輸入量の約2割を輸入している。

  貿易立国日本にとり、重要な物資輸送ルート。オーストラリアからの輸入物資(鉄鉱石、石炭、綿花などは半分がオーストラリア産)や、日本からオーストラリアやニュージーランドへ向けた輸出もこの海域を通過している。この海域の安全性と沿岸国との友好関係は重要。


2.日本の太平洋諸島諸国への協力

日本の太平洋諸島諸国への政府開発援助は2001年で約1億ドル。日本の二国間援助の約1.4%を占めます。この地域に対しては、最大規模のドナー国の一つであり、大きな存在感を持っています。

PIFに対する日本の協力実績1:各PIF諸国・地域に占める日本の援助の割合(2000-2001年平均)
(カッコ内数字はその国・地域のドナー国のうち日本の順位) 出典:OECD DAC
国・地域名 割合(援助国順位) 国・地域名 割合(援助国順位)
フィジー 50.5%(1) サモア 25.7%(1)
キリバス 34%(1) ソロモン 5.1%(4)
マーシャル 5.6%(2) トンガ 46%(1)
ミクロネシア 4.2%(2) ツバル 37.1%(1)
ナウル 21.8%(2) バヌアツ 12.8%(5)
パラオ 52.3%(1) クック諸島 6.6%(5)
パプアニューギニア 24.2%(2) ニウエ 0.03%(3)

太平洋諸島諸国に対する日本協力実績2:人を通じた協力(2001年度。新規・継続合計)

  研修員受け入れ・・・・553名
  専門家派遣・・・・・・75名
  調査団派遣・・・・・・164名
  協力隊派遣・・・・・・382名
  (出典:JICA年報)
マーシャルで活躍する協力隊 JICA提供
(マーシャルで活躍する協力隊 JICA提供)
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