| 1) | 太平洋地域の安全保障の強化 首脳会議は、太平洋地域の一体性に対する伝統的な軍事的脅威のみならず、テロリズムやその他の国際犯罪、更には自然災害、経済的混乱、汚染された環境、疾病など人間の安全保障上の懸念に対処する必要性を認識した。
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		| 2) | より安全で持続可能な環境 首脳会議は、ゴミ処理、環境及び天然資源の保護並びに持続可能な利用、地球温暖化、脆弱性、災害対策を優先項目として確認した。
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		3) | 教育及び人材育成の改善 首脳は、地域の人的資源の潜在性を発展させ実現することにおいて、初等及び基礎教育の強化を優先させることととともに、高等教育及び遠隔学習の重要性について決定した。
 | 4) | 保健及び衛生の改善 首脳会議は、エイズ、マラリア、リンパ性フィラリア症及びその他の感染症並びに糖尿病の蔓延との闘いをめざして共に行動することを決断し、防疫措置のための活動を引き続き支援していくことを約束した。首脳会議は、太平洋地域においてSARSが発生する可能性があることへの懸念を共有し、この問題に警戒を怠らずにいることにした。
 | 5) | より活発で持続可能な貿易及び経済成長 首脳会議は、観光分野を含む貿易・投資を促進するための作業を引き続き支援していくこと、及び、太平洋島嶼国の経済面及び貿易面の実施を改善していくためのその他の手段を模索することを決定した。
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