国連地名専門家グループ会合(UNGEGN: UN Group of Experts on Geographical Names)
1959年経社理決議715に基づき設置され、67年以降21回開催されている。地名に関する用語の定義、地名の表記方法、一国の領域を超える地域及び海域の地形名等の統一及び標準化のための方策を議論することを目的とする国連地名標準化会議の下部に位置する。国連地名標準化会議の継続性を維持し、同会議で採択された決議の実行に貢献する。国連地名標準化会議が5年に1回開催(前回は2002年ベルリン)されるのに対し、国連地名専門家グループ会合は5年ごと及び同会議の中間年に開催(5年で3回)される。専門家グループ会合には、更に、22の地域部会及び9作業部会が設けられている。