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北朝鮮問題に関する日米韓三国調整グループ共同プレス発表
(仮訳)

平成12年3月30日


 竹内外務省総合外交政策局長を首席とする日本代表団、ウェンディー・シャーマン国務省顧問を首席とする米国代表団および張在龍(チャン・ジェリョン)外交通商部次官補を首席とする韓国代表団は、2000年3月30日、東京において、北朝鮮問題に関する日米韓三国調整グループを開催した。
 三カ国代表団は、朝鮮半島情勢および日米韓それぞれと北朝鮮との関係の現状につきレビューを行った。三カ国代表団は、それぞれの対北朝鮮政策アプローチにつき緊密な協議と調整を継続するとの決意を新たにし、この協議と調整が地域の平和と安定に資することを希望した。
 三カ国代表団は、日朝国交正常化交渉の再開(4月4-8日平壌において開催予定)を歓迎し、日朝国交正常化交渉が進展し、朝鮮半島の平和と安定に資するよう希望した。
 三カ国代表団は、先般ニュー・ヨークで開催された米朝協議について意見交換し、北朝鮮高官のワシントン訪問に向けて現在行われている準備や来る北朝鮮のミサイルおよび「合意された枠組み」の実施に関する対話を含め米朝協議のプロセスが継続し、その中でこれらの分野における共通の懸念が取り扱われ、米朝関係の進展につながることを希望した。
 三カ国代表団は、経済面および文化面での南北交流および協力の拡大を含め、南北関係の現状につきレビューを行い、3月9日のベルリンでの演説において、金大中大統領により発表されたイニシアティブの支持を改めて表明した。三カ国代表団は、北朝鮮がこのイニシアティブに前向きに応えることへの希望を表明した。また、三カ国代表団は、朝鮮半島の平和と繁栄にとって南北対話が極めて重要であることを強調した。
 三カ国代表団は、北朝鮮が日米韓との関係改善のために引き続き前向きな対応を取るよう希望した。
 また、三カ国代表団は、朝鮮半島の平和と安全にとって、引き続き緊要である1994年の「合意された枠組み」およびKEDOの実施についてのコミットメントを再確認した。



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