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今般の平壌訪問の目的は、大量破壊兵器、ミサイルの開発や輸出等、通常兵器、人権問題・人道状況を含む広範な懸案について、北朝鮮側と協議することであった。
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自分は、北朝鮮に対し、上記の広範な懸念を真剣に表明し、北朝鮮の行動が、地域及び世界の将来の平和と安定、米国及び近隣諸国との関係、及び北朝鮮自身の将来に大きなインプリケーションを有する旨指摘した。同時に、北朝鮮が米国との対話のための包括的な協力を行うならば、米朝関係の進展につながる旨説明した。
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特に拉致問題については、米側は、日本の要請を踏まえ、国交正常化交渉を再開するにあたって、北朝鮮が拉致問題の解決に向け誠実に取り組むことが重要である旨を北朝鮮側に伝えた。北朝鮮側よりは、明示的な回答はなかったが、米側の主張は理解したものと思う。
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今回の訪朝に際しては、日本側より、有益な意見を頂いた。今後とも、日米韓は、日米韓三ヶ国調整グループ会合(TCOG)等を通じて緊密な対北朝鮮関係における連携を図っていくことが重要である。
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(5) |
更なる会合については、いかなる決定もなされていない。いずれにせよ、米国は問題を対話により解決することをコミットしており、ワシントンに帰国後、米政府として今回の訪朝及び日韓訪問の結果をレビューし、次のステップにつき検討する。
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