六者会合作業部会に関するコンセプトペーパー
- 作業部会設立の共通基盤
作業部会は、第二回六者会合の議長声明に記された合意に基づき、運営を開始するものとする。
- 作業部会の委任事項(TOR)及び任務
全体会合の指針に基づき、作業部会は全体会合の要請に応じ作業を行い、過去の全体会合で扱われた特定の論点に関して、作業及び事務レベルで掘り下げた意見交換を行い、全体会合への報告を行い、また、全体会合の準備を行うものとする。
- 作業部会の議論の原則
- 相互尊重及び対等な基盤の下での協議。
- 調整された措置をとるとのアプローチにしたがい、関連する課題に関し並行的に議論を進める。
- 作業部会から全体会合への報告事項はコンセンサスの原則により決定される。
- 作業部会での議論に基づく提案は、更なる議論及び意志決定のため、全体会合に提出される。
- 作業部会設立のあり方
一つの作業部会が設立される。将来、要すれば、作業部会に加え専門家会合を、又は、複数の作業部会を設置し得る。
- 作業部会の運営方法
- 作業部会は、全体会合閉会中ないし全体会合と並行して、必要に応じ開催される。
- 原則として、作業部会の主催国は、前回全体会合の主催国が務める。
- 原則として、作業部会の開催地は、主催国の国内とする。関係各国より他の選択肢が提案される場合には、六者間の協議を通じ決定する。
- 作業部会のフォーマットは柔軟かつ変更可能なもの(公開ないし非公開、公式ないし非公式)とする。
- 各全体会合の冒頭のセッションにおいて、作業部会の主催国は、作業部会での進展を報告する。全体会合と並行して作業部会が開催される場合には、進展は、適時、全体会合に対し報告される。
- 作業部会(代表)のレベル
各国の作業部会(代表)のレベルは各国が定めるものとする。
- 作業部会の規模と構成
各国の作業部会会合への参加者数およびその構成は、各国が定めるものとする。
- 作業部会会合における作業言語
各国の母国語全てが作業言語である。作業部会会合の開催期間中、各国はそれぞれの通訳を同伴させ、主催国は必要な設備を提供するものとする。作業部会会合の関連文書は英語で起草されるものとする。
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