日メキシコ経済連携強化のための協定
第2回首席代表レベル会合
外 務 省
財 務 省
農林水産省
経済産業省
1.2月17日(月)及び19日(水)、日メキシコ経済連携強化のための協定第2回首席代表レベル会合が東京(三田共用会議所)において開催された。
2.この会合には、日本から山崎隆一郎外務省国際貿易・経済担当大使を団長とする外務省、財務省、農林水産省、経済産業省ほかの関係者が、メキシコからビジャロボス経済省通商交渉担当次官を団長とする関係者がそれぞれ出席し、建設的かつ友好的な雰囲気の下、議論が行われた。
3.今次会合では、交渉の枠組み(注1)及び今後の交渉日程(注2)について合意した。双方は、「交渉開始後1年程度を目標にできる限り早期に交渉を実質的に終了する」との両国首脳の合意を想起し、今後の交渉の取り進め方に関して、双方より出された協定案文について今後引き続き議論を進めていくこと、また具体的な市場アクセス(物品の貿易、サービスの貿易、投資、政府調達等)の内容についても今後早急に作業を進めていくことを確認した。
4.今次会合にあわせて実務者レベル会合が開催され、協定案文等に関する協議が行われた。
5.次回首席代表レベル会合は5月にメキシコシティにて開催される予定である。
(参考) |
日メキシコ経済連携強化のための協定交渉は、2002年10月にメキシコのロスカボスで行われた日・メキシコ首脳会談において、日メキシコ経済連携強化のための協定の締結交渉の立ち上げが合意されたことを受けて行われているものである。 |
(注1) |
交渉は、首席代表レベル会合並びに実務者レベル会合の全体会合及び専門家会合の3段階からなる。 |
(注2) |
首席代表レベル会合は3ヶ月に一度程度、実務者レベル会合は1ヶ月に一度程度を原則として開催される。
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