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ECLAC/CEPAL(国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会)による経済成長予測

平成15年12月


CEPALが12月17日に発表したプレス・リリースによれば、2004年ラテン・アメリカ・カリブ地域の経済成長率見通しは3.5%と見込まれる。

2004年の同地域の経常収支は60億ドルの黒字を計上することが見込まれる。また、平均インフレ率は8.5%に低下する見込み。

2004年の同地域の経済情勢の改善は、アメリカ、日本、中国といった国際経済情勢の改善によるところが大きく、2004年には全ての国がプラス成長を遂げるとされている。


【概要】

2003年の同地域は、主要輸出産品価格の改善と、世界経済回復による需要増と相まって、地域全体では410億ドルの貿易黒字(2003年)を計上すると見込まれている。また、地域の外資調達コストはアジア危機以前のレベルまで低下してきている。

これらの回復基調には、各国政府の財政金融政策の舵取りや競争力のある為替レートが功を奏している。

同地域の2003年の経済成長率(暫定値)は1.5%となる見通し。2002年の成長率は0.4%に下方修正(前回0.6%)。
他方、一人あたりGNPは1997年よりも低い水準にあり、総人口の44.4%(約227百万人)が貧困ライン以下の生活を送っているほか、失業率も10.7%に高止まっており、本格的な回復には更なる成長が必要。

CEPAL予測によれば、2004年のアルゼンチン経済は4.5%の成長、ブラジル経済は内需の回復・利子率の低下・産業の回復基調に支えられて3.3%の成長メキシコ経済2.8%の成長が見込まれている。

2003年の同地域への外国直接投資額は再び減少し、2002年比25%減の290億ドルとなった。

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