「日韓共同未来プロジェクト」について
平成14年7月13日
2002年7月1日、小泉純一郎日本国総理大臣と金大中大韓民国大統領は、史上初めての日韓両国による全世界に向けた共同作業であるワールドカップ・サッカー大会の日韓共催の成功と、その精神を後世に末永く語り継ぎ、継承するために、「日韓共同未来プロジェクト」を実施することとした。
これを受け、2002年7月13日、川口順子日本国外務大臣と崔成泓大韓民国外交通商部長官は、ソウルにおいて会談し、本件プロジェクトを次のとおり進めることで一致した。
1. |
基本的コンセプト
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W杯の日韓共同開催の成功を記念し、今後、両国間の交流を更に推進することを目的として、両国政府が必要な支援を行う。
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○ |
W杯を記念して、「青少年交流」及び「スポーツ交流」の日韓共催案件を支援対象とする。特に、小・中学生のスポーツ交流を重点的に支援する。
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2. |
支援の具体的内容
以下の交流について年間数千人規模の交流拡大を目標とする。
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「青少年交流」支援
・日韓間の青少年交流助成の推進。
(例)
-日韓の大学生による合宿形式の交流会
-合唱団のジョイントコンサート 等
・日韓ワーキング・ホリデー制度の奨励・活性化
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○ |
「スポーツ交流」支援
・日韓間の子どもや若者を中心としたサッカー等のスポーツ交流支援
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3. |
プロジェクトチームの結成
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本件プロジェクトを推進するための方途について協議するため、以下をメンバーするプロジェクト・チームを結成し、プロジェクトを軌道に乗せる。
日本側:外務省、文部科学省等
韓国側:外交通商部、文化観光部等
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