「日韓共同未来プロジェクト」
共同プロジェクト・チーム第3回会合
(概要)
平成15年5月12日
- 「日韓共同未来プロジェクト」共同プロジェクト・チーム第3回会合が、5月12日、ソウルにて開催された。日本側より外務省、文部科学省、国際交流基金、日韓文化交流基金が、韓国側より外交通商部、文化観光部、国際教育振興院等がそれぞれ出席し、本件プロジェクトの具体策につき協議を行った。
- 本プロジェクトは、史上初めての日韓両国による全世界に向けた共同作業であるワールドカップ・サッカー大会日韓共催の成功と、その精神を後世に末永く語り継ぎ、継承するために、2002年7月1日の日韓首脳会談においてその実施が合意された。続いて7月13日に行われた日韓外相会談で共同プロジェクト・チームが結成され、年に2回程度会合を行うこととした。今回の会合は、共同プロジェクト・チーム第1回会合(平成14年9月)、第2回会合(平成14年11月)に続いて開催されたものである。
今回の会合において、日韓の青少年及びスポーツ交流等を活性化させるための具体的な方策について有益な意見交換がなされた。
- (1)本プロジェクトは、2003年1月1日よりスタートし、青少年・スポーツ・草の根交流等について年間1万人超の交流を目標としている。
(2)青少年交流については、既に約3800名の事業が本プロジェクト事業として認定された。また、スポーツ交流については、2003年度新規事業として行われる、地方自治体による「日韓スポーツ交流」の30件約1700名の交流及び、従来から実施され2003年度大幅に拡充された、スポーツ交流による「青少年交流」、「成人交流」及び「ジュニア選手競技力向上交流」での約1700名の交流等が、本プロジェクト事業として認定された。日韓ワーキングホリデーの3600名を加えれば、既に10800名の交流が2003年予定されている。
(3)また、第2回会合において設置されることとなったワーキング・ホリデー制度の活性化のための「分科会」が本日発足した。
- 双方は、第4回会合を2003年の下半期に開催し、具体策につき引き続き調整を進めていくことで一致した。
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