(イ) |
2003年5月22日、安保理決議1483が大多数の賛成を得て採択され、加盟国にイラクにおける人道、復旧・復興支援、並びに安定及び安全の回復への貢献を要請。
8月14日、国連イラク支援ミッション(UNAMI)が安保理決議により設立されたが、同19日、国連本部へのテロによりデ・メロ国連事務総長特別代表他が死亡。9月には国連の職員が縮小され、その後、10月30日に国連は、バグダッドに残留している国際職員を一時的に国外(キプロス)に出国させる旨発表。 |
(ロ) |
10月16日、イラクにおける政治プロセス及び国連の役割の明確化、多国籍軍の設置を内容とする安保理決議1511を全会一致で採択。 |
(ハ) |
12月1日、アナン事務総長はイラクの近隣7カ国(イラク隣接6カ国及びエジプト)とP5を含む安保リメンバー10カ国からなる諮問グループと協議。 |
(ニ) |
12月1日、安保理の下にある対タリバン・アルカーイダ制裁委員会監視グループは、アルカーイダとイラクのテロとの関係等について言及した報告書を発表。 |
(ホ) |
12月8日、安保理は、イラクにおいて、日本、スペイン等各国の人々に繰り返されている攻撃を非難し、こうした犠牲者、家族等への哀悼の意を表し、犯人処罰への協力を関係国に要請し、安保理決議1511の完全な履行の必要性をすべての国にあらためて訴える内容の安保理議長の声明を発出。 |
(ヘ) |
12月10日、アナン国連事務総長は、イラクに対する今後の国連の役割やイラク国内の治安状況などに関する報告書を安保理に提出。
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