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イラク情勢に係る邦人保護状況

平成15年4月9日/日本時間06:00現在


1.関係国邦人数及び危険情報発出状況

白抜き部分が退避勧告発出国
邦人数は、2月時点からの変更を示す
国 名 邦 人 数 危険情報発出状況  *カッコ内発出日




イラク
42名(←108名)
(うち短期36名)
(注1)
全土「退避勧告」    (2月14日)
(3月8日までに大使館員は全員出国)
クウェート
91名(←197名)(注2)
(うち短期34名)
全土「退避勧告」    (3月6日)
イスラエル
548名(←640名)
(うち短期19名)
全土+西岸・ガザ「退避勧告」
    (3月17日)
サウジアラビア
*カフジ地区85名(←156名)
(サウジ全体)
633名(←1,024名)
カフジ地域「退避勧告」
イラクとの国境付近「渡航延期」
東部州・リヤド「渡航延期」
その他「十分注意」 (3月6日)
バーレーン
104名(うち短期6名)
全土「渡航延期」(3月17日)
カタール
162名(うち短期65名)
全土「渡航延期」(3月17日)








トルコ
1,091名
ハッキャーリ、シュルナックの各県
「渡航延期」
上記以外の地域「十分注意」
(3月17日)
ヨルダン
214名(うち短期118名)
アズラク以東のイラク国境付近
「渡航延期」
上記以外の地域「渡航の是非検討」
(3月17日)
アラブ首長国連邦
1,384名
ドバイ首長国「十分注意」
(3月21日)
イラン
455名
イラクとの国境付近「渡航延期」
アフガン国境「渡航延期」
シスターン・バルチスタン州、ケルマン州「渡航の是非検討」
(3月17日)
シリア
200名
イラクとの国境付近「渡航延期」(事情の許す方の退避をおすすめします)
上記以外の地域「十分注意」
(3月31日)
(注3)
  総  計
4,924名
 

(注1) イラクにおける邦人42名の内訳
NGO 6名 (ピース・ウィンズ・ジャパン、北イラク・クルド人地域)
報道関係者 26名 (バグダッド20名、北イラク・クルド人地域6名)
市民団体・個人等 10名 (バグダッド)
実際に「人間の盾」サイトに配置されている者は12名(昨日より1名減)。
(注2) クウェートにおける邦人91名の内訳
大使館関係者 11名  
個人・永住者 46名  
短期滞在者 34名 (主に報道関係者)
(注3) 3月20日付で、渡航情報(広域情報)「対イラク軍事行動に伴うテロの脅威」を発出し、テロに対する注意を喚起。


2.各国邦人保護措置の現状

(1) イラク
  (イ) 市内の状況(日本時間:04:00現在)
    ・3月29日より電話回線が不通となっている。
    ・4月3日夜よりバグダッド市内では停電が続いている。(一部ホテルでは自家発電により対応。)
    ・空便については、3月19日以降全て運休。
  (ロ) 邦人保護の状況
    ・3月8日までに、現地館員は、アンマンへ出国。邦人保護業務は、限定されている(現地職員が可能な限りリエゾンとして残留邦人をフォロー、アンマンから電話連絡を試みている)。
    ・バグダッドの国際赤十字委員会(ICRC)等国際機関に邦人保護につき協力を依頼済み。

(2) クウェート
  (イ) 市内の状況(日本時間:04:00現在)
    ・4月1日のイラクからのミサイル迎撃以来、ミサイルの飛来はない。市内は、警備は厳重であるが、交通状況も含め全体的にほぼ平時に戻っている。
    ・空港は開いており、一部の航空会社を除き、各社運航中。
    ・運航状況の詳細は、クウェート国際空港のウェブサイトで確認できる。
  http://www.kuwait-airport.com.kw/kiasite/Airport/flt.htm
    ・運航停止中の主な航空会社は以下のとおり。
  英国航空、ルフトハンザ航空、オランダ航空、タイ航空。
    ・小学校及び中学校は、4月5日から再開している。

  (ロ) 邦人保護の状況
    ・3月29日のミサイル着弾後、改めて邦人から退避の意向を聴取したが、退避を希望する者はいなかった。

(3) イスラエル
  (イ) 市内状況(日本時間:04:00現在)
    ・テルアビブ市内は通常どおり。
    ・空港は平常通り。
    ・オランダ航空が4月8日より運航再開。4月9日現地時間午前6時より労働総同盟によるゼネストが実施されれば、定期便運航が影響を受けることが予想されている。
    ・運航状況の詳細は、ベングリオン国際空港のウェブサイトで確認できる。
  http://www.ben-gurion-airport.com/english/
  (ロ) 邦人保護の状況
    ・現時点では、現地邦人の退避の動きは見られない。

(4) サウジアラビア
  (イ) 市内状況(日本時間:04:00現在)
    ・リヤド及び東部州は平穏。フライトも通常通り。
  (ロ) 邦人保護の状況
    ・カフジについては、「退避勧告」発出後も、アラビア石油関係者を中心に85名が未だ残留。




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