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イラク情勢に係る邦人保護状況

平成15年3月28日/日本時間06:00現在


1.関係国邦人数及び危険情報発出状況

白抜き部分が退避勧告発出国
邦人数は、2月時点からの変更を示す
国 名 邦 人 数 危険情報発出状況  *カッコ内発出日




イラク
41名(←108名)
(うち短期35名)
(注1)
全土「退避勧告」    (2月14日)
(3月8日までに大使館員は全員出国)
クウェート
88名(←197名)(注2)
(うち短期32名)
全土「退避勧告」    (3月6日)
イスラエル
551名(←640名)
(うち短期32名)
全土+西岸・ガザ「退避勧告」
    (3月17日)
サウジアラビア
*カフジ地区88名(←156名)
(サウジ全体)
641名(←1,024名)
カフジ地域「退避勧告」
イラクとの国境付近「渡航延期」
東部州・リヤド「渡航延期」
その他「十分注意」 (3月6日)
バーレーン
101名(うち短期5名)
全土「渡航延期」(3月17日)
カタール
171名(うち短期66名)
全土「渡航延期」(3月17日)








トルコ
1,091名
ハッキャーリ、シュルナックの各県
「渡航延期」
上記以外の地域「十分注意」
(3月17日)
ヨルダン
203名(うち短期108名)
アズラク以東のイラク国境付近
「渡航延期」
上記以外の地域「渡航の是非検討」
(3月17日)
アラブ首長国連邦
1,388名
ドバイ首長国「十分注意」
(3月21日)
イラン
413名
イラクとの国境付近「渡航延期」
アフガン国境「渡航延期」
シスターン・バルチスタン州、ケルマン州「渡航の是非検討」
(3月17日)
シリア
202名
イラクとの国境付近「渡航延期」
上記以外の地域「十分注意」
(3月17日)
(注3)
  総  計
4,890名
 

(注1) イラクにおける邦人41名の内訳
NGO 6名 (ピース・ウィンズ・ジャパン、北イラク・クルド人地域)
報道関係者 24名 (バグダッド18名、北イラク・クルド人地域6名)
市民団体・個人等 11名 (バグダッド)
実際に「人間の盾」サイトに配置されている者は9名
(注2) クウェートにおける邦人88名の内訳
大使館関係者 11名  
個人・永住者 45名  
短期滞在者 32名 (主に報道関係者)
(注3) 3月20日付で、渡航情報(広域情報)「対イラク軍事行動に伴うテロの脅威」を発出し、テロに対する注意を喚起。


2.各国邦人保護措置の現状

(1) イラク
  (イ) 市内の状況(日本時間04:30現在)
    ・バクダッド市内の空爆は断続的に続いている。
    ・電話回線はかなり繋がりにくい(特に国際回線)。
    ・航空便については、19日以降全て運休。
  (ロ) 邦人保護の状況
    ・3月8日までに、現地館員は、アンマンへ出国。邦人保護業務は、限定されている(現地職員が可能な限りリエゾンとして残留邦人をフォロー、アンマンから電話連絡を試みている)。
    ・バグダッドの国際赤十字委員会(ICRC)等国際機関に邦人保護につき協力を依頼済み。

(2) クウェート
  (イ) 市内の状況(日本時間04:30現在)
    ・クウェート市内は軍事行動前と比べ閑散としており、車の通りも少ない。イラク南部から稀にミサイルが発射されているが、迎撃等により人的、物的被害なし。
    ・空港は開いている。
    ・主な航空便の運航状況は以下のとおり。
(運行中)
クウェート航空 カイロ、ドバイ行き便等を運行中。
29日より新たなスケジュールで以下の都市への運航を予定
(カイロ、アレキサンドリア、ルクソール、バーレーン、ドーハ、ドバイ、リヤド、ジェッタ、ロンドン、ダッカ、ムンバイ、コーチン、コロンボ、トリバンドラム、バンコク、マニラ)
エジプト航空 カイロ行き1便を毎日運航中
エミレーツ航空 ドバイ行きを毎日1~2便運航
ガルフ航空 バーレーン行きを毎日2便運航中。30日よりバーレーン、アブダビ、ドバイからクウェート行きの便を就航予定。
その他 パキスタン航空、インド航空、スリランカ航空、シリア航空、カタール航空など。
(運航停止中)
英国航空、ルフトハンザ航空、オランダ航空、タイ航空など。
※運航状況の詳細は、クウェート国際空港のウェブサイトで確認できる。
http://www.kuwait-airport.com.kw/kiasite/Airport/flt.htm
  (ロ) 邦人保護の状況
    ・残留邦人に対し商業定期便等による退避を呼びかけている。陸路退避も準備。

(3) イスラエル
  (イ) 市内状況(日本時間04:30現在)
    ・テルアビブ市内は通常どおり。
    ・空港は平常通り。英国航空が28日より毎日1便の運航を再開。オランダ航空が26日より運航停止。
※詳細の運航状況は、ベングリオン国際空港のウェブサイトで要確認。
http://www.ben-gurion-airport.com/english/
  (ロ) 邦人保護の状況
    ・引き続き、残留邦人に対し商業定期便等による退避を呼びかけている。

(4) サウジアラビア
  (イ) 市内状況(日本時間04:30現在)
    ・リヤド及び東部州は平穏。フライトも通常通り。
  (ロ) 邦人保護の状況
    ・カフジについては、「退避勧告」発出後も、アラビア石油関係者を中心に88名が未だ残留。
    ・引き続き早期退避を呼びかけ。




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