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ウルーム議長より、勇気ある自衛隊の派遣決定により疲れも吹っ飛んだ、自衛隊の活動には期待している旨述べた。総理より、自衛隊の派遣については国内で賛否両論あったがお言葉に勇気づけられた、今後ともイラクで歓迎される活動を行っていきたい、イラクの再建を通じて日・イラク二国間関係が発展強化されることを期待する旨述べた。
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ウルーム議長より、日本の戦後復興の経験に関する助言を注意深く聞きたい、経済、保健・医療、科学技術、石油等の分野における協力に関し総理の指導力を期待している旨発言。サマーワ出身のサーミー労働・社会問題大臣より、イラクにおいて日本の自衛隊がイラク国民に敵対する、あるいは自衛隊との戦闘でイラク人に犠牲者が出ると懸念している者はおらず、サマーワの住民は自衛隊の活動を高く評価しているので安心して頂きたい旨発言。
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(3) |
総理より、治安が回復すれば民間企業も復興に携わることが可能となり、環境が整備されればもっとやれることがあるとして治安回復への努力を要請し、また、イラクが国際社会の協力を受け入れるに当たっては国連の支援が重要であり、そうなればイラク支援に躊躇している国も協力をさしのべるであろう、更に、奥大使の活動に触れつつ、イラクの復興は国際社会の挑戦であるが、主役はあくまでもイラク人であり、我々は応援部隊である旨述べた。
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ウルーム議長より、イスラムはテロを許容しない、イラクにおけるテロのほとんどが外部からのものである、総理の国連支援発言に関しては、選挙に向けて国連の役割を重要と認識しており、選挙関係のチームが近くイラク入りすることが予定されている旨述べた。
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