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スハルト・インドネシア大統領の声明 (概要) |
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平成10年5月21日
午前11時00分(日本時間)
1.自分(スハルト大統領)は、憲法に従った秩序だった方法で、国の統一と安全のために政策を行い、発展の継続を企図した。そのため、改革委員会の組織及び内閣改造を計画した。しかし、現実には改革委員会の構成がまとまらず、同委員会を組織すること及び内閣改造も困難になったと思われる。2.こうした状況において、自分(スハルト大統領)がインドネシアにおいて国民協議会の権限受託者としての責務を果たしていくことは困難に思われる。
3.従って、1945年憲法を尊重し、また国会指導部及び各会派の意見を考慮し、自分は大統領を辞任することをここに宣言する。自分のこの声明は、本日5月21日をもって有効なものとなる。自分はこの声明を議会関係者に今朝伝達している。
4.1945年憲法第8条に基づき、ハビビ副大統領が、1998年から2003年までの大統領職の任期を継続する。
5.インドネシア国民から自分に向けられた支援・支持に感謝する。(自分の政策に)失敗ないし欠点があったとしたら残念に思う。第7次内閣の閣僚にも謝意を表する。
6.政権の空白を設けることはできないため、ハビビ副大統領が、今ここにおいて、大統領職を担うことを宣誓する。
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