外務省 English リンクページ よくある質問集 検索 サイトマップ
外務省案内 渡航関連情報 各国・地域情勢 外交政策 ODA
会談・訪問 報道・広報 キッズ外務省 資料・公開情報 各種手続き
トップページ 各国・地域情勢 アジア
アジア
世界地図
アジア 北米 中南米 欧州(NIS諸国を含む) 大洋州 中東 アフリカ
インドネシア現地事情
(本邦時間5月21日午後2時現在)
(在インドネシア各公館からの電話、FAX等での報告まとめ)


 全般的に警備も縮小され、落ち着いた状況。

ジャカルタ

1.続々と人が集まってきている。学生だけでなく、身分証を示せば中に入れている。午前10時45分現在3000人程度。交代で演説して、歓声を上げている。内容は、

(1)スハルト一人がやめても不十分。
(2)スハルト体制(オルデ・バルー)を廃止せよ(汚職解消、政治改革)
(3)アミン・ライスを大統領にせよ。

2.治安部隊は、入り口付近に100人程度。緊張感はない。

3.道路は高速、一般道とも大渋滞。

4.サリナデパート(大使館の2,300メートル北方)からモナス広場までは依然封鎖中。

スラバヤ

1.市内には学生デモはなく、デモを警戒する警備もない。官公庁、大型ショッピング・センター等にはかなり重い警備がしかれている。市内の交通封鎖はなし。

2.商店はほとんど店を閉めている。国旗の多くは半旗のまま(闘争の継続を意味)

3.街頭の通行量や人の数は通常と同じ。

メダン

1.本日は休日(キリストの昇天日)のこともあり、交通量も少なく開いている店も少ない。全体的に閑散とした状況。

2.昨日学生が集結した市内主要大学やその周辺においても学生の姿はなく閑散としている。

3.昨日市内要所に配置されていた治安部隊や装甲車等も本日は見られない。

ウジュンバンダン

1.市内では学生が集結しつつあり、隊列を組みパレードを行いながらスハルトの辞任を喜んでいる。インドネシア・ムスリム大学では約2000人の学生が集結し、勝利パレードを行っている。

2.ハサヌディン大学の学生は午後5時より開催予定の街頭パレードに参加するよう一般市民に呼びかけている。

デンパサール(電話連絡)

 学生デモもなく、街に治安当局の姿も見あたらない。住民の間にも緊張感は感じられず、通常通りの生活。

目次