1.名称: |
ヒッパロス・センター(通称) (正式名称はアジア・アフリカ投資・技術移転促進センター) |
2.場所: |
マレイシア、クアラルンプール |
3.活動内容: |
(1) |
外国投資を求めるアフリカ諸国の経済状況、投資環境(法制度、労働力等)、投資機会等に関する情報のインターネットを通じての紹介。
URL:http://www.unido-aaitpc.org/ |
(2) |
アジアからアフリカへの投資を促進するために、アフリカよりアジアへ派遣される民間使節団の受入(9月から来年1月にかけて、ガーナ、タンザニア、ジンバブエ、セネガルよりマレイシア等に受入予定)。 |
(3) |
対アフリカ投資を考えるアジア企業へのアドバイス提供、アジアの民間投資家及び商工会議所によるアフリカへのミッション派遣の実施(10月、ウガンダ、タンザニアへマレイシア、インド、パキスタン、シンガポールより派遣予定)。 |
(4) |
アフリカ諸国の投資誘致能力の向上のための技術協力(アフリカの投資振興担当省庁の職員に対する研修等を想定)。 |
|
4.設立経緯: |
1998年10月東京で開催された「第2回アフリカ開発会議」(TICAD II)での小渕総理大臣スピーチにおいて、民間セクターの役割を重視し、特にアジアとの貿易、投資・技術移転の促進を通じてアフリカの民間セクターの発展を実現していくためのセンターの設置を支援することを表明。これを受け、国連工業開発機関(UNIDO)への拠出金により、インターネットを通じた開発途上国間の投資情報交換に実績のあるサイベックスリンク社(在マレイシア)の協力を得て、昨年8月本センターを正式に設立。 |
5.当面の対象国: |
ウガンダ、ガーナ、ジンバブエ、セネガル、象牙海岸、タンザニア、モザンビーク。 |
(参考) |
「ヒッパロス」とは「エリュトゥラー海案内記」で紹介されているインド洋に吹く季節風を利用して航海を行ったギリシャ人の名前。右に因んで、アジアとアフリカの交易において重要な役割を果たしてきたインド洋の季節風は、「ヒッパロスの風」と呼ばれてきた。 |