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ジョン・アジェクム・クフォー
ガーナ共和国大統領

(His Excellency Mr. John Agyekum Kufuor
President of the Republic of Ghana)

平成18年4月現在

1.生年月日 1938年12月8日生
2.出身地 アシャンティ州ダマン(Damang)
3.使用言語 英語、チュイ語(チュイ語はガーナで最も使用されている現地語)
4.宗 教 キリスト教(カトリック)
5.学 歴
1961年      リンカンズイン卒業(法廷弁護士資格取得)
1964年 オックスフォード大学卒業(修士号、経済・政治・哲学専攻)
6.職 歴
1965 - 67年      アシャンテ州クマシ市にて弁護士開業
1967 - 69年 クマシ市法律問題主任担当官
1969年 9月 アシャンテ州選出国会議員当選(進歩党、PP)
外務副大臣(第2共和制:ブシア政権)
1972年 1月 軍事クーデターにてブジア政権失脚(議員辞任)
1973 - 78年 実業家活動(煉瓦・タイル工場経営に従事、現在もタイル工場は稼働中)
1979年 9月
-81年12月
国会議員当選(2度目)(人民戦線党、PFP)
1982年 地方自治大臣(ローリングス議長率いる暫定国家防衛評議会:PNDC政権)〈6ヶ月後に辞任〉
1992年 新愛国党(NPP)創設に参加
大統領選挙立候補(党予備選挙で敗退)
1996年 大統領選挙に野党新愛国党(NPP)より立候補、与党国家民主会議
(NDC)のローリングス大統領に敗れる。
2000年12月 大統領当選
2001年 1月 大統領就任
2004年12月 大統領再選、翌年1月再就任。
7.家 族 テレサ夫人との間に5人の子供(3男2女)。
8.趣 味 サッカー、読書、運動(エアロビクス)、クロスワード・パズル。特に、サッカーについては、過去2度アフリカ・チャンピオンとなったガーナの強豪チーム「クマシ・アサンテ・コトコ」の会長であった。熱心なスポーツファンで、ホッケーやバレーボールをたしなんだことがあり、現在も卓球をする。
9.訪日歴 大統領就任以前(97年、99年)に、プライベートで過去2度訪日。大統領就任後、公式実務訪問(02年10月)及びTICAD III出席(03年9月)
10.横 顔
(1)生い立ち
 クフォー大統領は、ガーナ国内有力部族であるアシャンテ族首長に連なる家系の、10人兄弟姉妹の第七子として1938年12月8日に生まれる。
 クフォー大統領は幼少時代から聡明で、常にリーダー的存在であったといわれている。

(2)英国留学・弁護士資格取得、オックスフォード大学へ
 1959年から1960年までの2年間、ロンドンのリンカンズイン(Lincoln's Inn)に留学し、法律の勉強を行い、61年に卒業する際に法廷弁護士資格を取得した。
 その後直ちにオックスフォード大学に進学し、経済、政治及び哲学を学んだ。オックスフォード大学卒業後の65年にガーナに戻り、クマシ市で弁護士活動をすると共に、同市のシティー・マネージャー(同市との契約により市行政事務の総括的な業務に従事)に就いた。

(3)政治活動
 (イ) 1969年に国会議員に初当選し、31歳の若さでブジア政権下で外務副大臣に任命された。その間、ガーナ代表団長として1970年国連総会に出席したのを始め、活発化するガーナ外交の一翼を担った。しかし1972年、軍事クーデターで同政権崩壊後、18ヶ月間投獄された。
 (ロ) 1979年にはリマン政権下で国会議員に再度当選。しかし、81年12月のローリングス空軍大尉によるクーデターが起き、この時に短期間であったが2度目の投獄生活を送った。
 (ハ) 82年には、ローリングス議長率いる暫定国家防衛評議会(PNDC)政権の野党取り込みで自治大臣として入閣したが、政治的意見の対立から6ヶ月で辞任した。1996年には、大統領選挙に野党新愛国党(NPP)より立候補し、約40%の得票率を得たが、与党国家民主会議(NDC)のローリングス大統領に次点で敗れた。

(4)大統領就任
 (イ) クフォー大統領は2000年12月の大統領選挙によって選出され、翌2001年1月に就任するとともに、与野党の交代による新しい政権が発足した。選挙は自由・公正に行われ、クフォー政権の誕生はガーナの独立以来(1957年)、43年間の歴史上、初めて選挙による与野党間の政権交代が実現したものとして、ガーナの民主化の成熟度を国内外に印象付けることとなり、国際的にも高い評価を受けた。
 (ロ) クフォー政権は「積極的変革」をそのスローガンとし、政治面での汚職・不正の根絶、また、民主主義と法を尊重したいわゆるグット・ガバナンスの確立を主たる政策目標として、積極的に政治・経済改革に取り組んでいる。


目次


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