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先端研究拠点事業
日本学術振興会が平成15年度に開始した大規模国際交流事業。最初の採択プロジェクトとして京都大学、ドイツのマックスプランク進化人類学研究所、ハーバード大学がチンパンジーの観察を通じて人間の進化の霊長類的起源を探る「HOPEプロジェクト」を実施中(ドイツを含む外国研究機関との共同プロジェクトは全12件中6件)。
参考:先端研究拠点事業
先端分野における日本と世界の研究拠点の協力関係強化のため、日本と学術先進国の大学等が行う共同研究、共同セミナー、若手研究者交流等の包括的な研究交流を支援。
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日独フロンティア・オブ・サイエンス(JGFoS)シンポジウム・シリーズ開始
日本学術振興会とアレクサンダー・フォン・フンボルト財団との共催で実施するシンポジウム。生化学、地球科学、数学、医学、物理学及び社会科学の6分野から日独の新進気鋭の若手研究者60名が参加し、異分野間での最先端科学に関する議論を通じ、新たな学問領域の開拓と次世代リーダー育成を目指す。第1回シンポジウムは平成17年1月にマインツ市、第2回シンポジウムは平成17年11月に「日本におけるドイツ年」事業として湘南国際村で開催予定。
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ドイツ若手研究者招聘枠の拡大
日本学術振興会による欧米若手研究者を対象とする外国人特別研究員(欧米・短期)事業において、ドイツ人研究者の推薦枠を平成16年度の20名から平成17年度より30名に拡大し、日独間の若手研究者の交流を一層促進する。
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ドイツ学振フェロー同窓会の日本開催(外国人特別研究員事業フォローアップ)
日本学術振興会外国人特別研究員OB会は世界各国で設立されているが、ドイツ日本学術振興会研究者同窓会(1995年設立、会員数約110名)が設立10周年にあたる平成17年(9月)に日本で同窓会を兼ねてシンポジウムを開催予定。
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