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トップページ > 各国・地域情勢 > 欧州(NIS諸国を含む) |
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3.日独経済関係
- (1)我が国の対独経常収支
(国際収支統計) (単位:億円)
1995 1996 1997 経常収支 7,213 5,078 7,694 貿易・サービス収支 5,194 2,613 5,229 貿易収支 7,225 5,358 7,688 サービス収支 -2,031 -2,745 -2,459 所得収支 2,034 2,471 2,436 経常移転収支 -15 -6 29 (大蔵省、日本銀行)- (2)貿易シェア
●日・独双方の経済力からすればそれぞれの貿易額に占めるシェアは低い
- (3)貿易バランス
●独は日本にとり欧州最大の、また日本は独にとってアジア最大の貿易相手国である。
●日独貿易は、近年我が国の黒字が拡大しつつある。
カッコ内は対前年比増減(%)【日本側統計】(単位:億円)
対独 輸出 対独 輸入 輸出-輸入 1994 18235 (-9.8) 11376 (4.3) 6859 1995 19080 (4.6) 12884 (13.3) 6196 1996 19809 (3.8) 15409 (19.6) 4400 1997 21776 (9.9) 15013 (-2.6) 6763 1998(1-10月) 20487 (17.1) 11460 (-8.0) 9027 (出典:通関統計)
【参考】ドイツ側統計 (単位:億マルク)
対日 輸入 対日 輸出 輸出-輸入 1994 340 (-0.3) 179 (13.6) -161 1995 352 (3.4) 188 (5.1) -163 1996 341 (-3.0) 212 (12.6) -129 1997 368 (7.9) 205 (-3.3) -163 1998(1-7月) 240 (15.9) 109 (-11.4) -131 (出典:ドイツ連銀統計他)
1998年対独貿易主要品目 (1~10月)
(単位:億円、対前年比及び品目比は%)
対独輸出品目 輸出額 対前年比 品目比 対独輸入品目 輸入額 対前年比 品目比 1 乗用車 3,307.9 12.6 16.1 乗用車 3,322.5 -17.0 29.0 2 コンピュータ 2,091.1 6.3 10.2 医薬品 264.9 -20.0 2.3 3 集積回路 1,222.1 13.3 6.0 医療用品 263.5 -7.4 2.3 4 コンピュータ部品 832.2 -6.3 4.1 自動車部品 259.5 -10.5 2.3 5 オートバイ 673.3 28.0 3.3 医療用機器 196.6 -7.5 1.7 6 複写機 581.1 13.9 2.8 機械類 175.4 -11.5 1.5 7 送信機器 454.6 23.3 2.2 集積回路 168.2 102.5 1.5 8 医療用機器 400.3 22.5 2.0 有機化学品 162.4 2.8 1.4 9 ダイオード・トランジスタ 335.2 20.5 1.6 印刷機 143.1 -18.8 1.2 10 蓄電池 317.7 26.0 1.5 白金 117.3 76.0 1.0 総輸出額 20,486.5 17.1 総輸入額 11,459.5 -8.0 (出典:通関統計)
- (4)直接投資動向
●主要投資分野
日本→独 : 商業、金融、電気、化学等
独→日本 : 商業・貿易業、化学、サービス業、機械等●独政府は投資優遇措置等を設けて内外からの旧東独地域への投資を積極的に誘致しており、日本企業の投資にも期待
我が国の対独直接投資実績 独の対日直接投資実績 年度 件数 金額(億円) 件数 金額(億円) 1993 61 884 40 126 1994 19 761 49 536 1995 59 530 57 168 1996 30 643 60 477 1997 19 898 70 552 累計(93-97) 188 3,716 276 1,859 (出典:大蔵省統計)
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- (5)ジャパン・イニシアティブ
- 1. 経緯:
96年2月、レクスロート独経済大臣がヘンケル独産業連盟(BDI)会長と共に訪日した際に発表2. 基本認識:
(1)日本はアジアにおける独の活動拠点
(2)対日貿易赤字は独企業にとり潜在的な輸出拡大のチャンス3. 目標:対日輸出の拡大
4. 具体的内容:
(1)セミナー等開催による対日意識の改革
(2)日本市場に関する情報提供活動の強化
(3)日本に対する専門家の育成
(4)アジア等第3市場での日独企業協力の拡大等5. これまでの活動:
(1)独中小企業を対象とした対日セミナー開催(ジェトロが協力)(過去7回)
(2)独商工会議所(DIHT)とジェトロの共催で、在欧日系企業と独部品サプライヤーとの部品 商談会の実施(過去3回)
(3)シンポジウム開催
97年3月5日(於:東京)
「日独産業協力の新たな発展に向けて-アジアにおける協力を中心として」
98年9月18日(於:ドイツ)
「技術市場日本:独企業にとってのチャンス」(4)独産業界ミッション派遣
98年2月7~14日 ヘンケルBDI会長率いる独中小企業ミッションの訪日
最近の我が国企業による主要対独投資プロジェクト
会社名 所在地 旧
東
独○タカタ社 ザクセン州 自動車エアバック工場生産開始(98年6月)
/資本金5000万マルク○豊田自動織機製作所
/デンソーザクセン州 98年8月31日、カーエアコン用コンプレッサー生産工場の建設発表(2000年4月生産開始)
/資本金8000万マルク○ソニー ベルリン中心部
(ポツダム広場)ベルリン中心部に同社の欧州本社ビルを建設中 旧
西
独○コマツ デュッセルドルフ マンネスマン・デマーグとの合弁で、鉱山向け超大型油圧ショベルの製造(96年1月設立)
/資本金1000万マルク○松下電器産業 ヴィースバーデン 放送機器の欧州域内放送局向け販売(97年4月設立)
/資本金145万マルク○日本酸素 クレフェルト メッサーグリスハイム(ドイツの工業ガス大手会社)との合弁で、欧州で半導体向けガスや機器供給などを行うことで合意(98年11月)、99年1月から営業開始。99年に機器工場、2000年に特殊ガス工場を建設予定。
/資本金1300万マルク
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