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(河野外務大臣よりマラ・フィジー大統領に宛てたメッセージ及び 河野外務大臣とゴフNZ外務貿易大臣との電話会談)
平成12年5月26日 1.マラ大統領に対するメッセージ26日早朝(フィジー現地時間)、河野外務大臣より、マラ・フィジー大統領に対し、フィジーにおける議会占拠事件に関して概要以下の通りのメッセージを届けた。 (1)武装グループによる貴国の議会の占拠、そしてスヴァ市内における略奪と暴動という事態に大変驚き、憂慮。民主的に選ばれた政府を暴力をもって覆す試みはきわめて遺憾。 (2)貴大統領の正常化に向けた尽力は我が国を含めた国際社会も支持。貴大統領のリーダーシップの下、速やかに事態が解決されることを希望。 2.ゴフ・ニュージーランド外務貿易大臣との電話会談 (1)26日、午前8時30分より約20分間、NZ側よりの要請を受けて、河野外務大臣はゴフNZ外務貿易大臣と電話会談を行い、発生より1週間が経過したフィジーにおける議会占拠事件について意見交換を行った。 (2)ゴフNZ外務貿易大臣よりは、19日付の河野大臣の談話を評価するとともに、本件事件の背景や、現在の状況、今後の見通しなどについて説明。また、本件解決は憲法の枠内でなされるべきである旨、また、早期人質解放に向け、国際社会がマラ大統領への支持を継続し、今後ともフィジーの民主主義及び憲法が維持されるべくフィジーの当事者に強く働きかけていくべきであるとの考えを表明した。 (3)河野外務大臣よりは、現在の状況について憂慮しており、発生より一週間経過した現在のチョードリー首相を始めとする人質の安否について大変心配している旨伝達。また、マラ・フィジー大統領の下で、憲法に則った形で事件が解決されるべく、国際社会が同大統領を支持していくことが大事であり、この趣旨の大臣よりのメッセージを同大統領に本日届けた旨を伝えた。 (4)河野外務大臣とゴフ外務貿易大臣は今後とも、本件の解決に向け、緊密に連絡をとりあっていくことを確認した。 |
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