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基本的動向 |
経済収斂基準*の達成状況 |
国内世論の動向 |
ギ
リ
シ
ア |
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2000年3月9日、欧州委に正式な参加申請を提出。 |
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欧州委・ECBでの審議を経て昨年6月のEUサミット(於フェイラ)にて2001年からの参加が承認され、本年1月より参加。 |
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政府債務残高を除き、基準を達成。 |
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99年1月よりERM2*に参加。 |
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官民に幅広いコンセンサスがあり、政府は2001年からの参加方針を早くから決定。民間も賃上げ抑制等で協力。 |
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デ
ン
マ
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ク |
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2000年9月28日、ユーロ参加是非を問う国民投票を実施。反対53.1%、賛成46.9%で否決された。 |
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政府は今後も参加を模索すると見られるが、具体的な見通しは当面立っていない。 |
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全ての基準を達成済。 |
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99年1月よりERM2に参加。 |
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国民にはユーロ参加による福祉レベルの低下等に対する懸念あり。 |
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独仏主導で進む欧州統合そのものへの不信感も。 |
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ス
ウ
ェ
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デ
ン |
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2000年3月10日、与党(社民党)は党大会においてユーロ参加の方針を決定。 |
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参加時期は未定(ユーロ圏との景気サイクル等の収斂を見極めた上で参加時期を決定、参加是非を国民投票に問う予定)。 |
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為替水準を除き、基準を達成。 |
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ERM2には未参加。 |
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国民にはユーロ参加による福祉レベルの低下等に対する懸念あり。 |
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最近の世論調査では、参加不支持が支持を上回る。 |
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英
国 |
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政府は次期総選挙後2年以内に参加の可否を決定する旨発表(総選挙は6月7日に実施)。 |
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政府による参加の決定後、国民投票にて民意を問う。 |
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為替水準を除き、基準を達成。 |
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ERM2には未参加。 |
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ユーロ圏との景気サイクルにズレがある(短期金利(政策金利)と為替動向に相違あり)。 |
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製造業を中心に産業界からは早期参加を求める声が強い一方、世論調査では参加不支持の回答が多数。 |
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