第12回日EU定期首脳協議共同プレス・ステートメント（概要）

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第12回日EU定期首脳協議
共同プレス・ステートメント
（概要）

平成15年5月2日

本文

（国際情勢）

－	朝鮮半島問題の重要性及び平和的解決に向けた日本の関与の重要性を認識。拉致及び安全保障計画を含む懸案事項の解決を通じた国交正常化の重要性を認識。核兵器開発計画の放棄を要求。先般の米中朝会談が多国間協議に向けた一歩となりうることに留意。
－	イラクにおける新たな展望が開けたことを歓迎。国際連携の強化及び安全の確保の重要性を共有。イラク人による暫定行政機構早期設置の重要性を確認。国連が紛争後の状況における独自の能力と経験を活かしつつ重要な役割を担うべきことを確認。人道支援の調整等において更なる国連の関与を期待。
－	中東和平につき、パレスチナ新政府の正式承認を歓迎。パレスチナ国家樹立に向けての「行程表（ロードマップ）」の早期実施の必要性を強調。
－	西バルカン諸国の欧州統合に向けての努力を支持。
－	キプロス問題の迅速な解決の必要性を強調。
－	アフガニスタンにつき、復興と国家建設に向けた移行行政機構の努力を支持。
－	スリランカにおける平和定着に関する日本の主導的役割を歓迎。6月の東京での復興開発会議の成功に向けて協力。

（投資）

－	日EU投資イニシアティブを発出。

（EU拡大）

－	4月16日の新加盟条約署名を歓迎。EU拡大が日EU経済関係等へ与える影響につき、双方で協議する必要性を確認。

（WTO）

－	カンクン閣僚会合に向け協力を促進。

（その他）

－	テロ協議の推進。
－	2005年日EU市民交流年の成功に向けた協力。

日EU投資イニシアティブ

－	双方向の投資促進のため、日EUは連携を強化し更なる措置を取る。
－	EUは、対内投資を倍増するとの小泉総理の呼びかけを歓迎し、日本市場の重要性と魅力を企業に伝える。
－	日本は、対内投資促進策、構造改革特区等を更に推進。
－	日EUビジネスダイアログ・ラウンドテーブル等、民間との協力が重要。

別添

　「日EU協力のための行動計画」のフォローアップ

－	次回定期首脳協議までに重点をおく措置。
－	「日EU協力のための行動計画」の実施状況。

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