1.概要
(1)日程・出席者
●日 時 |
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2月9日(金)16:00~18:30 、於:外務省内会議室 |
●日本側 |
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田中外務省経済局長他、総務、法務、外務、厚生労働、農林水産、経済産業、国土交通の7省の関係者 |
EU側 |
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バレンスエラ欧州委員会対外関係総局次長他、欧州委、在京欧州委代表部関係者 |
(2)経緯
日本の規制緩和推進計画策定を機に、平成6年(94年)に開始。毎年1~2回ずつ、東京とブラッセル交互に会合を実施。毎年双方で相手方に対する規制改革要望書を提出し合い、議論を行っている。平成12年度は、第1回を昨年10月26日に東京において、第2回を1月30日にブラッセルにおいて開催。
2.今対話の主な項目
(1)今次会合は、本年3月に策定される我が国の「規制改革推進3か年計画」に先立ち、EU側からの対日要望を中心に対話が行われた。また、合わせて日本側より規制改革の実施状況や、新省庁体制下における日本の規制改革への取組などについても説明が行われた。
(2)今次会合において取り上げられた主な要望事項は以下のとおり。
なお、日本側より所管省庁の関係者が出席できなかったため、金融サービス及び電気通信の両分野については実質的な対話は行われなかった。
- 投資に関する問題
ノーアクションレター制度の導入
商法改正(コーポレートガバナンス等)
- 競争政策
競争政策の強化
- 法律サービス
外国人弁護士制度見直しの検討状況
- 交通に関する問題
成田空港のスロットの配分
- その他個別問題
(3)また対話の「双方向性」の観点から、先般の第2回会合(1月30日、於ブラッセル)で取り上げた我が国からEUに対する要望のうち、いくつかの点について改めて改善を申し入れた。