イスラエルによる東エルサレムにおけるパレスチナ関連施設差し押さえに対する
重家中東アフリカ局長よりのリオール在京イスラエル大使への申し入れについて
平成13年8月14日
- イスラエル政府が10日、エルサレムでのテロ事件に対する報復措置として、オリエント・ハウスを始めとする東エルサレムのパレスチナ関連施設を差し押さえたことに関し、14日、重家俊範外務省中東アフリカ局長は、イツハク・リオール在京イスラエル大使に対し、「かかる措置は、イスラエル・パレスチナ両当事者の間の憎しみの悪循環を断ち切るのに何ら資することはなく、わが国として懸念を表明せざるを得ない。かかる措置が早急に解除されることを期待する。」旨の申し入れを行った。
- これに対してリオール大使は、「申し入れの点には留意する。」旨応答した。
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