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フォローアップ措置の進捗状況の評価
第1回首脳会合で合意された各分野における諸活動の進捗状況が検討され、多くの分野で実質的進捗があったとの積極的な評価。
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ASEMの将来
(イ) |
第2回ASEM首脳会合
主催国の英国より、開催日程(98年4月、於ロンドン)等につき説明。
独が99年前半に第2回外相会合を主催することに合意。 |
(ロ) |
新規参加問題
実質的な議論が行われたが具体的結論には至らず、第2回首脳会合に向け事務レベルで検討。 |
(ハ) |
ASEMの将来
外相間で大所高所からの議論が行われた他、また、第3回首脳会合に向け、将来のASEMのビジョンを検討することを目的に民間有識者から成るビジョン・グループ(韓国提案)設置へ多くの国が支持表明。 |
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政治対話
(イ) |
今回の外相会合は、政治対話に関し第1回首脳会合以後初めて実質的な議論を行う機会となった。各外相より今後のASEMでの政治対話のあり方について率直な意見交換が行われた。 |
(ロ) |
各国外相の発言の共通点は、(i)各国間の相互理解の増進の観点から政治対話を行うことは必要、(ii)対話の方法として、共通の関心事項から漸進的に対話の議題を拡げる(当初は地球規模問題や地域間協力に関する情報交換)、(iii)対話の対象にタブーを設けないということ。 |
(ハ) |
個別案件では、日本の提案により「在ペルー日本大使公邸におけるテロ行為に関する議長声明」の発出が採択された他、韓国より、KEDOの現状につき説明するとともに、台湾の放射性廃棄物質の北朝鮮への移送についての懸念が表明。 |
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