文化と文明間の対話に関するASEM宣言
(骨子)
- 文化多様性は人類共通の遺産であり、社会発展の源であることを再確認。
- 西洋及び東洋の文化と文明を包容するASEMにおいて、文化と文明間の対話が進んだことに満足。アジア欧州財団(ASEF)の市民社会の架け橋としての重要な役割を協調。
- ASEM文化と文明に関する会合(2003年)の結果を歓迎し、文化多様性に関する世界宣言を実施することの必要性を強調。
- 対話の促進のための協調行動をとることの重要性を確認し、以下の事項を優先的に行うことを決定。
―教育、高等教育および研修
―文化交流および協力
―アイデアと知識の交流および創造力の促進
―持続可能かつ責任を持った文化的観光事業の促進
―文化的資源の保護と促進
―アジア欧州財団(ASEF)の能力強化
- 文化と文明間の対話の促進に対する国連内での活動を支援。
- ユネスコにおける文化多様性条約策定に向けた交渉開始を歓迎。
- ASEM内における政治レベルでの文化と文明間の対話、特に2005年開催予定の文化担当大臣会合を歓迎し、アジア・欧州間の対話促進及び文化交流強化のための長期的計画を策定することを文化担当大臣に要請。
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