「アジア欧州会合第4回首脳会合議長声明」
(骨子)
平成14年9月24日
21世紀の挑戦についての政治対話
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「国際テロリズムに関する協力のためのASEMコペンハーゲン宣言」及び協力プログラムを採択。 |
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テロ対策に関するASEMセミナーの開催を支持。 |
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重要な国際的事件について迅速に協議する非公式協議メカニズムの設置を決定。 |
多様性の中の一致
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「文化と文明の対話」と題するリトリート・セッションを初めて開催。 |
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文化と文明に関する政治レベルでのASEM会議を支持。 |
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「ASEM青少年スポーツ試合」の開催につき閣僚に要請。 |
最近の地域情勢
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「朝鮮半島の平和のためのASEMコペンハーゲン政治宣言」を採択し、南北の和解と協力のプロセスに対する支持を表明。 |
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イラク問題及び中東情勢について協議。 |
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ユーロの導入を称賛し、ユーロの役割に関心を表明。 |
より緊密な経済パートナーシップ
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ドーハで合意されたWTO作業計画が経済成長を促進する比類のない機会となることに意見の一致。 |
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WTO専門家によるドーハ開発アジェンダについての2回の協議、「多角的及び地域的経済関係に関するASEMシンポジウム」等からなる枠組みを歓迎。 |
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より緊密な経済パートナーシップに向けて、行動を重視するタスクフォースを設置。最終報告書を2年後のASEM5に提出。 |
人材育成、社会の一体性及び環境協力
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人材育成、教育の重要性を強調。教育交流に関するASEMセミナーを支持。 |
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ASEM環境大臣会合に向けての対話の重要性を強調。持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD)におけるコミットメントを実施する政治的意志を再確認。気候変動に取り組むコミットメントを再確認。 |
ASEM協力の深化
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深く幅広い方法でのASEMプロセスの継続を待望。 |
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アジア欧州財団(ASEF)の重要な仕事を評価。 |
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ASEM5を2004年にヴィエトナムで開催。 |
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