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 ディアロ首相との会談
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ディアロ首相
佐藤大使からは、ディアロ首相(9日に任命、それまでは漁業・養殖大臣)に就任お祝いの言葉を述べ、人的交流が活発化している日本とギニアの二国間関係について意見交換を行いました。その中でディアロ首相からは、ギニアに対する日本の支援に言及し、良好な日本とギニアの関係を維持し、発展させていきたい旨述べました。
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バングラ内務・地方分権大臣
難民問題を中心に意見交換を行いました。佐藤大使からは、レネ難民キャンプ視察の印象やこうした難民に関する日本の支援を説明し、日本は対アフリカ外交の柱として平和の定着、経済成長を通じた貧困削減、人間中心の開発を重視していることを説明しました。また近隣諸国から難民を受け入れ地域の安定に貢献しているギニアの努力を高く評価し、ギニアのアフリカの平和に向けた取組の継続を要請しました。バングラ大臣からは、日本の協力は効率性に優れ、ギニア国民から尊厳の目でみられ、日本に親近感を持っていとの説明がありました。また、難民の支援だけではなく、難民が流入している地域の地元民への支援や近隣国の反乱勢力から攻撃された地域の復興が重要であるとの説明がありこうした復興に協力してほしいとの要請がありました。
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 コンデ外務大臣との会談
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コンデ外務大臣
日本とギニアの二国間関係、難民問題を中心に意見交換を行いました。コンデ外相からも、難民受入地域や近隣国の紛争の影響を受けた地域の復興や、平和の定着と強化に向けた協力の要請がありました。佐藤大使からは、日本は対アフリカ外交の柱として平和の定着、経済成長を通じた貧困削減、人間中心の開発を重視していること、また日本の人道分野や平和の定着への取組について説明しました。
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ディアロ協力大臣
日本とギニアの二国間関係について意見交換を行いました。ディアロ大臣からは、難民が必要とする燃料や食糧を得るために森林伐採や土地開拓など難民を受け入れた地域が直接影響を受けたのみならず、難民受入に国家予算を費やしたために、水、電気、通信などギニアの開発に必要な分野へ予算を回すことができなくなった旨の説明があり、協力の要請がありました。
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その他
佐藤大使は、現地の国連開発計画(UNDP)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、世界食糧計画(WFP)、国連人道問題調整部(OCHA)の関係者や、駐ギニア仏、英、加、中国大使と意見交換の機会を持ちました。主にギニアに流入した難民の本国への帰還について説明を受け、こうした難民への支援について意見交換を行いました。
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