(イ) |
バンバ外相
佐藤大使より、第三回アフリカ開発会議(TICAD III)で示されたわが国のアフリカ支援策を紹介しつつ、その柱である平和の定着を重視する観点から、対コートジボワール支援について説明しました。これに対しバンバ外相は、日本の支援に謝意を述べるとともに、西アフリカ地域の難民支援の課題について説明し、わが国からの協力を求めました。 |
(ロ) |
テヴォエジレ国連事務総長特別代表
テヴォエジレ代表は、今年4月からの国連PKO UNOCIの活動及び今後のコートジボワールの課題につき説明しました。これに対し、佐藤大使よりUNOCIのコートジボワール和平に対する貢献を高く評価しつつ、国連PKOに対するわが国の貢献を紹介し、これに対しテヴォエジレ代表より日本の多大な貢献に対し謝意が述べられました。また、コートジボワール情勢及び西アフリカ地域(コートジボワール、リベリア、シエラレオネ)に展開している国連PKOについて意見交換しました。
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(ハ) |
ディアラ首相
コートジボワール国民和解政府の課題や日本の支援方向性につき意見交換を行いました。その中で、ディアラ首相はコートジボワール国内融和に向けた日本の支援、国連PKOを通じた支援、緊急人道援助及びDDR(元兵士の武装解除、動員解除、社会復帰計画)関連のコートジボワール支援に謝意を述べつつ、コートジボワール自身としても一層の努力をしたいとの決意を述べました。また、ディアラ首相は日本の対アフリカ支援の柱である「平和の定着」について大いに賛同し、特に2005年に実施予定の同国における大統領選挙への決意を述べ、わが国からの今後の一層の協力を求めました。 |
(ニ) |
その他
佐藤大使は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)関係者及び駐コートジボワール仏大使とそれぞれ意見交換の機会を持ちました。主に難民問題や2005年に実施予定の同国における大統領選挙の見通しや課題について説明を受け、今後の協力の可能性について議論しました。
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