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九州・沖縄サミット:開発途上国首脳との意見交換
(2000年7月20日、東京)
我が国は、国際社会の様々な課題を議論するに当たり、開発途上国の声に傾けることが重要であると考え、G8議長国を努めた2000年の九州・沖縄サミットに、G77議長国であるナイジェリア、非同盟運動(NAM)議長国である南アフリカ、アフリカ統一機構(OAU:当時、現AU)から委任を受けたアルジェリア、ASEAN議長国兼UNCTAD10議長国であるタイから首脳を招いて、G8首脳との意見交換の場を設けました。
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(参考)参加者一覧
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| G8 |
(日本) |
森総理大臣 |
| (フランス) |
シラク大統領 |
| (カナダ) |
クレティエン首相 |
| (イギリス) |
ブレア首相 |
| (イタリア) |
アマート首相 |
| (欧州委員会) |
プローディ委員長 |
| (アメリカ) |
サマーズ財務長官 |
| 途上国 |
(ナイジェリア) |
オバサンジョ大統領 |
| (南アフリカ) |
ムベキ大統領 |
| (アルジェリア) |
ブーテフリカ大統領 |
| (タイ) |
チュアン首相 |
G8サミットの前に、G8と途上国間で首脳レベルの対話の機会が設けられたのは、この時が初めてであり、出席した関係各国の首脳から我が国のイニシアティブに対して高い評価が与えられました。
この対話を機会として、その後のG8プロセスでは、G8と途上国との対話が続いています。特にアフリカの開発問題に焦点を当てたアフリカ・プロセスが始まり、様々なイニシアティブが出されています。
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