第1回アフリカ・パートナーシップ・フォーラム
2003年11月
- 10日、エビアン・サミット議長総括を受け、シラク大統領のイニシアティヴの下、仏主催で第1回アフリカ・パートナーシップ・フォーラム(以下「APF」)が開催され、シラク大統領、コナレAU委員長のほか、G8、OECD各国、NEPAD主要国、国連、IMF、世銀、WTO等の首脳(事務局長等)等の個人代表(Personal Representative)レベルの幅広い参加があり、我が方から河野アフリカ審議官が出席した。
- 第1回目の本会議では、主にAPFの意義・役割、今後の取り進め方につき討議され、APFは既存のG8・NEPAD会合を補完し、首脳個人代表による会合として政治的・戦略的な勢い(impetus)をNEPAD支援に活かすものであることでコンセンサスがあり、特に政治的な支援を必要とする平和、HIV/AIDS、教育については優先議題とする方向とされた。
参考
- エビアン・サミット議長総括(抜粋)
「我々は、NEPADとG8アフリカ行動計画について、ほかのアフリカ指導者との間で対話を拡大することに合意した。我々は、このパートナーシップに関心のある国及び関係する国際機関が加わるよう、高級代表を指名することを求める。我々は、遅くとも2005年までに、報告書をもとに我々の行動計画の進捗状況を見直す。」
- 第1回APFへの出席者
・シラク仏大統領(開会式のみ)
・コナレAU委員長(開会式のみ)
・G8APR
・OECD各国の11のAPR(墺、白、葡、西、デンマーク、フィンランド、アイルランド、オランダ、ノルウェー、スウェーデン、スイス)<対アフリカ支援額年間1億ドル以上>
・国連事務総長、IMF、世銀、OECD、WTOの事務局長の首脳個人代表
・NEPAD実施委員会19カ国の個人代表(アルジェリア、アンゴラ、ボツワナ、カメルーン、エジプト、エチオピア、ガボン、ガーナ、ケニア、リビア、マリ、モーリシャス、モザンビーク、 ナイジェリア、コンゴ(共)、セネガル、南ア、チュニジア、ルワンダ)
・アフリカ地域経済共同体の代表(COMESA, ECCAS, ECOWAS, SADC, UMA, IGAD, CEN-SD)
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