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外務本省
外交史料館


主要所蔵史料

1 外務省記録

外務省記録  外務省記録は当館所蔵史料の主要部分となっております。外交活動にともなう在外公館との往復電報・公信類をはじめ、外交にたずさわった人々の苦心がしのばれる貴重な史料が、外務省創立以来第2次大戦終了までの約80年にわたり、約48,000冊のファイルに整理・編さんされています。
 このうち明治・大正期の記録約22,000冊は、1門(政治)、2門(条約)、3門(通商)など8門に、また昭和期の記録約26,000冊は、第2次大戦終戦関係も含み、A門(政治・外交)、B門(条約)、E門(経済)など16門にそれぞれ分類されています。
 また、外務省では、戦後記録についても、30年を経過したものについては、整理がつき次第公開することとし、昭和51年5月から、当館においてマイクロフィルムなどによる公開を行っています。

2 通信全覧と続通信全覧

 幕末の外交関係を知る上で欠くことのできない重要な外交史料集が「通信全覧」と「続通信全覧」です。「通信全覧」は、開国後の1859年(安政6年)と1860年(万延元年)の外交文書を徳川幕府が編集したもので、全部で320巻あります。
 「続通信全覧」は「通信全覧」の後をうけて、1861年(文久元年)から1868年(慶応4年)までの編年文書に、修好・貿易などの事項別部門を加えて外務省が編集・分類したもので明治4年に一時着手しましたが、本格的には明治7年から約10年かかって完成し、現在1,784巻が残っています。

3 条約書

 当館には、幕末から第2次大戦終了までの戦前期に締結された条約書約600件が所蔵されています。これら条約書は、修好・通商・政治・経済など多方面にわたり、日米修好通商条約(安政5年)、日清修好条規(明治4年)、樺太千島交換条約(明治8年)、日清講和条約(明治28年)、日露講和条約(明治38年)などの二国間条約は国別に、ヴェルサイユ講和条約(大正8年)などの多国間条約は締結年順に整理・保管されています。

4 国書・親書

 当館には、条約書以外の重要な外交文書である幕末・明治初年から終戦までの国書・親書を約1,100通所蔵しております。その中には、1861年(文久元年)ハリス公使帰国につき、徳川14代将軍家茂にあてたアメリカ大統領リンカーンの親書、1863年(文久3年)ロッシュ公使の新任に際し、フランス皇帝ナポレオン3世から徳川将軍あての親書などがあります。

5 吉田茂元総理関係史料

 昭和63年7月、吉田茂記念事業財団(現財団法人吉田茂国際基金)より寄贈された吉田茂元総理の遺品、書翰、書および写真等関係資料約320点は別館に所蔵されています。



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