「プール金」の国庫への返納について
平成14年3月22日
- 外務省は、去る3月7日に、いわゆる「プール金」の費消額である約1億6000万円 に利息を付して近々国庫への返納を行う予定である旨発表した。以来、現役省員から更に返還に対する賛同が得られ、これまで2,187名から2億6012万6607円の貢献が寄せられている。また、外務省OB245名から、3013万662円の拠金があった。
- 本22日、「プール金」費消額の国庫返納に向けた所要の手続を了し、現役省員及びOBからの拠金をもとに、費消額に延滞金を付した合計額1億9788万3457円を国庫に返納した。
- 外務省としては、「プール金」のような不適正な行為が行われてきたことを深く反省し、このような事態の再発防止に万全を期したい。今後、既に実施し始めた会計等における改善措置を着実に講じるとともに、去る6日に第1回会合が開催された外務省を「変える会」での御意見を得て、「透明性」、「スピード」、「実効性」をキーワードに抜本的な外務省改革を断行し、国民の信頼回復に邁進したいと考えている。
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