外務報道官談話
趙紫陽中国共産党元総書記の逝去について
平成17年1月17日
- 趙紫陽氏は、総理、総書記在任中に日中関係の発展に貢献された方であり、同氏の逝去に対し、衷心より哀悼の意を表するとともに、ご遺族に対しお悔やみ申し上げる。
- 趙紫陽氏は、総理在任中の82年に日本を公式訪問された。
(参考)趙紫陽元総書記の略歴
- 生年月日 1919年10月17日
- 70年代後半、四川省第一書記として地方の農業改革に成功、頭角を現す。
- 80年2月中央政治局常務委員、4月国務院副総理。
- 80年9月国務院総理就任。
- 87年1月には胡耀邦総書記(当時)の辞任を受け、総書記代行、11月総書記に就任。
- 89年6月4日に起きた天安門事件への対応等を巡り、総書記その他主要な職務から解任(共産党員としての資格は留保)。
- 本年1月17日、長期にわたる呼吸器および血管系統の疾病のため北京において死去。享年85歳。
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