外務報道官談話
グルジア大統領選挙について
平成16年1月16日
- 4日(日)に実施されたグルジア大統領選挙について、15日(木)、グルジア中央選挙管理委員会が最終結果を発表し、ミハイル・ニコラエヴィチ・サーカシビリ氏の当選が正式に決定した。わが国としてサーカシビリ氏の当選を歓迎する。
- この選挙について、欧州安全保障協力機構(OSCE)等が組織した選挙監視団は、昨年11月の議会選挙に比べ顕著な前進が見られたとの評価を行っており、わが国が派遣した3名の選挙監視員も、派遣先の地域において選挙は全般的には自由かつ公正に行われたと評価している。
- わが国としては、サーカシビリ新大統領の下、グルジアが順調に発展し、コーカサス地域の安定と繁栄に貢献することを希望すると共に、グルジアの更なる民主化、市場経済化に向けた改革努力を引き続き支援していく考えである。
(参考)
- 大統領選の最終結果:投票率88.97%、サーカシビリ氏の得票率96.27%。また、25日に大統領就任式が予定されている。
- OSCEは欧州議会、欧州評議会等と合同で450名規模の選挙監視団を組織。わが国は志野光子在ポーランド大参事官、中居孝文外務省新独立国家室事務官、相真紀子在アゼルバイジャン大書記官を派遣した。
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