外務報道官談話
わが国小型武器決議案の国連総会での採択について
平成15年12月25日
- ニューヨーク時間12月23日(火)(日本時間24日)、わが国が南アフリカ共和国、コロンビアと共同にて提出した小型武器非合法取引に関する決議案が、無投票(コンセンサス)にて採択されたことを歓迎する。
- わが国は、紛争後の人道支援、復興支援に対する障害を取り除くためにも、小型武器問題に国際社会が一丸となって取り組む必要を強く認識し、1995年にブトロス・ガリ国連事務総長(当時)が小型武器問題を国際社会に提起して以来、ほぼ毎年、国連総会に小型武器決議案を提出してきた。さらに、本年7月にニューヨーク(国連本部)において開催された国連小型武器中間会合においては議長国(議長:猪口邦子軍縮代表部大使)を務める等、小型武器問題の取り組みにおいて主導的役割を発揮している。
- わが国としては、今後も、小型武器非合法取引の防止に向けて積極的に取り組んでいく所存である。
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