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外務報道官談話
ムシャラフ・パキスタン大統領による陸軍参謀長兼任解除への表明について
平成15年12月25日
12月24日(日本時間25日未明)、パルヴェーズ・ムシャラフ・パキスタン大統領は、明年12月末までに、これまで兼任していた陸軍参謀長職を辞する旨表明した。わが国は、この決定をパキスタンの民主化を更に進めるステップとして歓迎する。
(参考)
ムシャラフ大統領は、1998年に陸軍参謀長に就任し、1999年10月のクーデターにより行政長官に就任、2001年6月に大統領(これら3職兼任)に就任した。その後、2002年10月の総選挙後のジャマリ政権発足に併せ行政長官職は解消されたが、野党はムシャラフ大統領の陸軍参謀長兼任を問題視し、同国内政の主要懸案となっていた。
また、今回与野党間で、上下両院および4州議会において同大統領の信任投票を実施することで合意した。
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