外務報道官談話
米国のITER計画への再参加について
平成15年1月31日
- わが国は、1月30日(日本時間31日)、米国がITER(国際熱核融合炉実験炉)計画への再参加について発表したことに対し、米国の再参加がITER計画の今後の発展に大きく寄与するものとして歓迎する。
- 今後、わが国としても、ITER計画の成功に向けて同国と緊密に連携・協力を図っていきたいと考えている。
- 外務省はこれまで関係府省庁と連携しつつ、ITERサイトの選定および実施協定作成のための政府間交渉に積極的に取り組んできた。こうした状況の中、今回の米国によるITER計画に再参加することによって、現在行われている政府間交渉が活発化し、計画が成功へと導かれることを期待する。
(参考)
米国は、1992年から行われた工学設計活動 (Engineering Design Activities)に参加したが、1999年国内事情によりITER計画への参加を取りやめていた。
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