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外務報道官談話

カナダの京都議定書締結について


平成14年12月18日


  1. 17日(米国東部時間)、カナダ政府が京都議定書の批准書を国連事務総長宛に寄託し、京都議定書の締約国となったことを歓迎する。わが国は、引き続き気候変動枠組条約締約国会議(COP)において、カナダと協力していきたい。

  2. わが国は、1997年の京都会議の議長国として京都議定書の作成に貢献するとともに、その後も議定書の運用に関する細目を巡る交渉に積極的に参加し、地球温暖化防止のための合意形成に努めてきた。今後、温室効果ガスの排出の急増が懸念される中で、各国が京都議定書を締結し実施に移すことが、地球温暖化対策の強化に向けた極めて重要な第一歩であり、わが国としては、引き続き京都議定書の早期発効を目指して各国に対して積極的に締結を呼びかけていく。

  3. また、わが国としては、地球温暖化対策の実効性を確保するためには、全ての国が温室効果ガスの削減に努めることが不可欠であるとの認識の下、今後、米国や途上国も含む全ての国が参加する共通のルールが構築されるよう、最大限の努力を傾けていく所存であり、地球温暖化防止のために、各国がわが国とともに建設的に交渉に臨むことを強く希望する。



外務報道官談話 / 平成14年 / 目次


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