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外務報道官談話

コンゴ民主共和国の国民対話準備会合の開催について


平成13年8月21日

  1. コンゴ民主共和国の国民対話準備会合が8月20日からハボローネ(ボツワナ)において開催されていることをわが国として歓迎するとともに、この準備会合開催に至るまでのマシーレ調停者を始めとする関係者の尽力を高く評価する。

  2. 国民対話はルサカ停戦合意の重要な部分であることから、わが国は本件準備会合がコンゴ民主共和国紛争の平和的解決と国民和解にとって極めて重要な一歩であると認識しており、本件準備会合の全ての当事者が国民対話の開催に向けて建設的立場で議論に挑むことを期待する。

  3. わが国は、コンゴ民主共和国紛争の全ての当事者に対し、ルサカ停戦合意および関連国連安保理決議を早期に完全に実施することを強く希望する旨改めて表明する。
(参考)
  1. コンゴ(民)においては、98年にコンゴ(民)紛争が勃発し、99年8月にルサカ停戦合意が成立したが、その後も不安定な状況が継続していた。本年1月、カビラ大統領が殺害され、息子のジョゼフ・カビラ将軍が新大統領に就任し、同新大統領がルサカ停戦合意の履行及び欧米との関係改善を表明すると国内外において和平への期待が高まった。

  2. 本年2月に採択された紛争当事者の兵力引き離し等を要請する国連安保理決議1341号を受けて、現在紛争当事者の兵力引き離しが概ね行われつつあり、国連PKOも展開をほぼ完了した。また、ルサカ停戦合意の主要点である国民対話(国内政治交渉)については、長らく進展が見られなかったが、マシーレ調停者(前ボツワナ大統領)の尽力等により、8月20日~24日の予定でハボローネ(ボツワナ)で準備会合が開催されている。


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