外務省 English リンクページ よくある質問集 検索 サイトマップ
外務省案内 渡航関連情報 各国・地域情勢 外交政策 ODA
会談・訪問 報道・広報 キッズ外務省 資料・公開情報 各種手続き
トップページ 報道・広報 談話・コメント
談話・コメント
外務報道官談話

イスラエル、レバノン、シリア間の情勢


平成13年4月17日

1. わが国は、中東地域の不安定化が、更にレバノン、シリアを含む地域に拡大することにより、新たな局面に入ることを強く懸念しており、4月16日(月)のイスラエル軍によるレバノン領内シリア軍事施設への爆撃に対して強い懸念を表明する。かかる観点から、わが国は、国連により認められたイスラエル・レバノン間の停戦ラインを越えるヒズボラによる攻撃についても深い懸念を表明する。
2. わが国は、暴力の悪循環を停止し、衝突の地域的拡大を防ぐために、全ての当事者に対し最大限の自制を示すよう、強く求める。
  【参考】

  1. 4月14日(土)、ヒズボラはシェバア農場(イスラエル、レバノン、シリアの係争地)において、イスラエル軍戦車に対してミサイル攻撃を実施、兵士1名が死亡した。これに対し、イスラエル軍はレバノン国内のヒズボラ関連施設を攻撃。

  2. 16日未明(現地時間)、イスラエル軍は、レバノン領内にあるシリア軍のレーダー監視所を空爆。報道によれば、3人が死亡、5人が負傷した。

外務報道官談話 / 平成13年 / 目次