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外務報道官談話

ガーナ共和国大統領・国民議会選挙について


平成13年1月5日 

1. ガーナ共和国において、昨年12月7日の大統領・国民議会選挙に引き続き、28日の大統領選挙決戦投票が民主的かつ透明性を確保して平穏裡に行われたことは、同国の民主主義の定着を示すものであり、わが国はこれを高く評価する。
2. わが国は、今回の選挙において大統領に当選したジョン・アジェクム・クフォー新大統領に心から祝意を表する。また、長年大統領を努めたローリングス現大統領の功績を讃え、ローリングス大統領の下、ガーナ国民により民主主義のルールに則り整然と秩序正しく一連の選挙が実施されたことに敬意を表する。
3. わが国はガーナの発展と、わが国との友好・協力関係の一層の強化を希望する。
  (参考)
(1) ガーナは、サブ・サハラ地域の中では最も早く1957年に英国より独立。その後は、度重なるクーデターにより政治的に不安定な次期もあったが、1981年のクーデターにより政権を掌握したローリングス大尉(当時)は、以後9年間の軍事独裁政治を経て、1993年の選挙で大統領に就任し、民政移管を達成。1996年に再選された。
(2) ローリングス大統領は、三選禁止の憲法規定を遵守し、今次大統領選挙には出馬しない意向を表明。与党NDC(国家民主会議)は、ミルズ副大統領を次期大統領候補として正式に擁立し、野党NPP(新愛国党)は、96年の大統領選挙に出馬してローリングス大統領に破れたクフォー氏を大統領候補として擁立した。
(3) 今次大統領・国民議会選挙は、大きな混乱もなく自由・公正・平和裡に実施され、大統領選挙については、NPPクフォー候補が決戦投票で56.73%を獲得して当選。国民議会選挙についても、NPPが99議席を獲得した(議員定数200議席)

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