外務報道官コメント
カリフォルニアにおける戦時労働に係る対日本企業訴訟(連邦地裁の判決)について
平成12年9月26日
1. |
サンフランシスコの連邦地方裁判所は、21日(現地時間)、本件に関し、元米兵捕虜等、原告側の訴えを却下する判決を下した。 |
2. |
日米両国政府は、第二次世界大戦に係る賠償、財産および請求権の問題は、サンフランシスコ平和条約によって既に解決済みであるとの立場で一致しており、今回の判決はこの立場に沿ったものであり、歓迎する。
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3. |
日本政府としては、サン・フランシスコ平和条約を基礎として発展し、世界でも最も重要な二国間関係にまで成熟した日米関係の更なる維持・発展のため、引き続き最善の努力を尽くす方針である。
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