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談話・コメント

外務報道官談話

イスラエルによる東エルサレムにおける入植地の建設について


平成10年2月5日


1. わが国は、東エルサレムのラアス・アル・アムード地区における入植地建設をイスラエル内務省が承認したことを、当惑の念をもって受けとめている。
2. わが国としては、イスラエル政府による東エルサレムにおける住宅地建設については、これが和平プロセスに悪影響を与えるものであり好ましくないと考えており、かかる立場については、これまでも繰り返し表明してきている。
3. 本件につき、わが国としては、イスラエル政府の今後の対応を注視している。


(参考)

1. 3日、イスラエル内務省エルサレム地区計画・建設委員会は、東エルサレムにあるラアス・アル・アムード地区における132戸のユダヤ人用住宅建設を許可した。
2. 96年12月にも同地域における132戸の住宅建設の許可申請が出され、国際社会の反発を招いた際にも、イスラエル政府は最終的には承認しなかったとの経緯がある。また、昨年7月24日に同地区に70戸のユダヤ人用住宅建設が同委員会により許可された際も、イスラエル政府の反対により建設着工が延期されている。
3. 3日、バザック首相補佐官は、「政府は現時点で同地区の建設を承認しないだろう」旨述べている。



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